【スマホ腱鞘炎】鍼灸師の視点から考える。

      2016/12/21

スマホ腱鞘炎

先日iphone5からiphone6に変えました。

第一印象は、画面が大きい。

もう画面が綺麗とか、処理速度が早いとかは二の次です。

そして数時間操作した感想は…親指が痛い。

 

これだけ画面が大きいと片手操作すると親指への負担が大きいです。

じゃあ両手で操作すればいいじゃんと言われそうですが、両手で操作してもこの横幅はかなり親指に負担かかります。

下の画像で言うと左の機種から真ん中の機種に変えたんですが、縦2cm横1cmのサイズ増でここまで違うとは、驚きでした。

iphone5sとiphone6とiphone6plusの比較

image_thumb9

出典:リンゲルブルーメン

右の6plusに至っては、もう片手操作は不可能ですね。。片手で操作できないケータイ…。

写真 H27-08-10 23 20 12↑iphone6を実際に操作しているところです。(手が大きい自分でもこの有様)

ケータイの大型化に伴い、増えているのがスマホ腱鞘炎という症状。

一体どんな症状なんでしょう?

出典:@RomeoSM2127、@takuchanman2012、@kamemusic

正確にはスマホ腱鞘炎ではなくドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)という病名です。 当院では平均1回、数分の治療で治療完了しています。

症例はこちらの中に記載しております。

その他の症例

 

スマホ腱鞘炎かどうかわかるテスト

最近親指が痛くて…とお嘆きの方は一度テストしてみて下さい。数秒で終わります。

写真 H27-08-30 11 40 58

▲手を開いて…

写真 H27-08-30 11 41 01

▲親指を手のひらの中に入れ
写真 H27-08-30 11 41 03

▲握ります。

スクリーンショット 2015-08-30 11.53.16

▲そのまま小指の方向にグッと曲げます。

スクリーンショット 2015-08-30 15.12.30

▲この時、親指の辺りが痛むようでしたら、スマホ腱鞘炎かもしれません。

治療のお話

痛みを出している場所は下の図の黄色く光っている部分です。
右手を前から見ている図で、一番手前というか右側にあるのが親指です。
スマホの操作でここに負担が掛かっているんですね。

写真 2015-09-08 21 26 25

出典:TEAMLABBODY.inc

見ての通り、大変細い場所なので揉むのは少し無理があります。

ここの治療はそこまで時間もかからず、鍼も少ない本数で完了します。
(それに加え、関節に対するアプローチも加えますが、ここでは割愛させて頂きます)

鍼の道具として優れている点、
・細い点を刺激できる
・対象をミリ単位で狙える

という部分が大活躍です。

治療後、先のフィンケルシュタインテストを行って痛みが出なければ治療完了です。

考察

はるか昔はタイプライターなどで手を酷使する人の職業病だったようですが、今やスマホの普及で患者さんだらけです。
このご時世でスマホを使わないのは難しいと思います。

使えば痛い、使わないと生活に支障が出る…そんな症状の方はぜひご相談下さい。

ちなみにiphone以外のスマホも大型化が進んでおり、5インチモデル(写真の右のサイズに近いもの)が主流になりつつあります。

完全に余談ですが、6年前の2009年のiphone3GSはこんなに小さかったんです!
小型の機種が出るのを熱望しています。IMGP2232 2

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

 - 鍼の話