症例09  肩が凝りすぎて感覚がない例

患者

40代 女性

症状

 

学生時代から肩こりがひどく、悪化すると襲ってくる頭痛にも悩まされている。

特に右の肩こりが強く、感覚がないほどである。

左腕のしびれは常にあるわけではなく、疲れると出てくる。

頭痛に関しては病院で診察を受けており、頚椎性神経根症と診断を受けており、リハビリも定期程に通っていた。

しかし、あまり改善が見られない為、周りに相談したところ「鍼がいいのではないか?」と言われ、勇気を出して来院した。

 

治療内容

1回目

首や肩に触れるとパンッと緊張を伴って張っており、首の可動域もかなり制限されている。

頭痛に関わる可能性の高い、首の張り感を対象として、背中のツボに鍼をすると首の可動域が即座に広がり驚かれた。

肩の張りに関わる手と足のツボに鍼をすると、肩の張り感が軽減した。

最後に手のしびれに関わる肩甲骨付近のツボに鍼をして1回目の治療を終えた。

 

2回目

 

1ヶ月後に来院。

前回の治療後、あれほど悩まされた頭痛もほとんどなかったとのことをLINEにて連絡を頂いた。

患者さんの声 19

感覚のなかった肩は「感覚が戻ってきた感じ」とのこと。

左腕のしびれは依然として疲れると出るという状況であった。

前回に引き続き、首と肩の状態をチェックすると前回のような顕著な張り感はない。

腰のツボに鍼をうつと、残っていた肩の張りも軽快した。

左腕のしびれは前回の肩甲骨のツボに加えて腰のツボを加えて調整した。

来院時よりもかなり肩が緩んだことを確認して2回目の治療を終えた。

 

同時に治療した症状

ふくらはぎの怠さ

 

考察

実際の病名と症状が直接結びつかないこともある、典型的な例。

神経根症といっても筋力低下や感覚の脱失がない場合は、首や肩の症状の原因が他に求められることが多い。

今回は手と足のツボ、さらに腰のツボにに原因があり、適切に治療できたことが奏効した。

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