その他の症例03 腰痛と指のガングリオンが良くなった例

患者

60代 男性

症状

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農業をしており、普段から腰痛と指の痛みがあった。

ここ数日、仕事の忙しさが増ししゃがんだ状態から立ち上がると激しい腰痛に襲われるようになる。

追い打ちをかけるように右手の人差し指の付け根が腫れだし、病院で検査するとガングリオンと診断される。

痛み止めをもらって服用するも、前から痛かった親指と共に痛みが強いので来院。

治療内容

まずどの動きで腰が痛むのか確認すると、しゃがんで立ち上がる時と腰を反らせた時が痛いことが確認された。

この動きに対応する2つの膝のツボに鍼をすると、しゃがんでも反らせても痛みがなくなる。

座った状態で、まず痛い方の右手でじゃんけんのグーとパーをやってもらうと、親指とガングリオンのある示指(人差し指)の付け根に強い痛みがある。

痛む場所が確認できたので、背中にあるツボに鍼を刺し、その状態でグーパーするがあまり変化がない。

正直もう少し変化の出るはずと思い、背中の状態をもう一度確認すると、押していると指の痛みが軽減する場所が見つかったので、鍼をする。

例によって鍼をしたまま手を握ったり開いたりを10回ほど繰り返してもらうと、親指の痛みがかなり軽減していた。

ガングリオンに対しても、人差し指に対応するツボに同様の治療を痛み、腫れもしっかり消退しており患者さんも驚かれていた。

考察

仕事で指を使う人にとって、指の痛みは辛いもの。

今回の患者さんは指の痛みに加えて腰痛も発症していたので、かなり限界の様子だった。

開業して分かったのは予想外に指の痛みで悩んでいる方が多いことだ。

全員が全員、今回の患者さんのように一回で治癒するわけではないが、鍼が指の痛みに強いことを証明する一例となりました。

※本例は腰痛・股関節の症例の08番と同じ例です。