腰痛・股関節症状の症例05 ジャンプすると腰が痛くなる例

患者

40代 女性

症状

慢性的な腰痛を抱えていたが、2週間前〜腰痛が悪化。

ジャンプしたり、階段などの段差を越える時に腰へ痛みが響くようになる。

来院時は軽減していたが、痛みがピークの時は仰向けで寝られず、就寝時は何度も目が覚めていた。

また、朝布団から起き上がる時は今も腰に痛みが走り苦悶の表情を浮かべる。

鍼は初めてだったが、とにかく早く治りたいこと・職場で当院の噂を聞いた為に来院。

 

治療内容

はじめに片足を上げてケンケンの動きをしてもらう。

右足を上げてケンケン/左足上げてケンケンの両方で腰〜骨盤に痛みが出て、あまりジャンプすることができない。

まず骨盤の動きを整える為、肩甲骨の側のツボに鍼をすると右足を上げた時の痛みが顕著に軽減し、ケンケンできるようになった。

 

しかしまだ左足を上げてケンケンした時と、ベットに腰掛ける時に腰痛が出る。

次にうつ伏せになり、骨盤の動きを確かめると、左側の骨盤のクッション性が低下しており、これが腰痛の原因と考えた。

 

ふくらはぎにあるツボに鍼をすると、骨盤のクッション性が良くなるのを確認した。

また、首の痛みも背中のツボと手のツボを使うと問題なく動かせるようになった。

 

うつ伏せから起き上がる時に少し右の腰に痛みが残っていたので、足首付近のツボに鍼をすると、スムーズに起き上がられるようになった。

そのまま立ち上がり、ケンケンしてもらうと先ほどの痛みがなくなったことを確認し、治療終了。

患者着から着替えてもらっていると、「立ったまま靴下が履けます!」と喜んでいた。

考察

ジャンプしたり、段差で腰が痛む例はとても多い。

「腰が痛い」と感じても、実際に痛いのは骨盤(仙腸関節)の辺りであった。

今回は腰痛=仙腸関節の痛みであること・その原因をふくらはぎにあることを見抜けたのが早期回復に繋がったと思われる。

※治療効果には個人差があります。