患者
20代 男性
症状
頭痛はないが、首や肩がとにかく凝って仕方ない。
所見
肩こりの方で多いのは、横から見ると肩が前に出ているケース。
この状態が続くと肩が凝って仕方ないので、まずはこれを治す治療を行う。
その後は首の治療を行う。
首はまず様々な方向の動きを確認する。
ここで問題のある動きがあれば、その治療も一緒に行います。
今回の方は上を向く,下を向く,左右を向く,全ての動きに痛みやはり感があった。
施術内容
まず座った姿勢で肩が前に出ているのを治療する。
その後、首の治療に移る。
首は直接鍼を打たず、背中に数本うつことで治療する。
加えて、首の前側のこり感があったので手のツボを使って治療する。
その後,肩が緩んだことを確認して完了とした。
考察
首のコリ感は背中や手のツボ、肩は坐骨(股関節)に問題があった。
多くの症状は離れた場所に原因がある。
本例も離れた場所の原因を看過できたので奏功に繋がった。