前皮神経絞扼症候群

こんな症状でお悩みではありませんか?

前皮神経絞扼症候群の症状

  • お腹の痛みに悩まされている
  • 検査しても異常がない
  • お腹を触る、押すと痛みが走る、または違和感がある

前皮神経絞扼症候群 (ぜんぴしんけいこうやくしょうこうぐん )聞き慣れない名前ですよね。

主にお腹の痛みに悩まされるもので、範囲はみぞおち〜おへそ〜下腹部と幅広いです。

わかりやすいように、赤い印をつけてみました。

(J Am Board Fam Med 2013;26:738–744.)yより加筆

とくにおへその横3cmあたりが固くなったり、痛むのが特徴です。

専門用語だらけの説明は避けたいので、なぜ痛くなるのか?なぜ固くなるのかを漫画にしましたのでご覧ください。

痛みとコリ、神経はこのような関係になります。

さきほどの前皮神経絞扼症候群はお腹の皮膚にある神経が筋肉によって挟まれることで、神経の血流が悪くなり、痛くなる病気です。

逆流性食道炎や機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群とも症状が似ているので、胃酸を抑える薬を飲んでいる人も多いですね。

ですが、痛みの原因が胃にあるわけではないので、痛みがなかなかとれず悩むことになります。

当院では神経の血流をよくするDNM(デルモ・ニューロもジュレーティング)という方法を行います。

この方法は痛みなく、神経の血流をよくすることができ、「ポカポカする」「触ってもいたくなくなった」という声を多くいただきます。