開業鍼灸師による鍼灸院の選び方ガイド

      2017/05/29

鍼灸師が鍼灸院へ行く時

料理人が味の探求の為に色んなお店へ足を運ぶように、鍼灸師も勉強を兼ねて、他の鍼灸院へ行くことがあります。

しかし、どの鍼灸院へ行ったらいいのか選ぶのは本当に難しいです。

・担当してくれる鍼灸師はどんな人だろう?
・価格はいくらだろう?
・ちゃんと治せるんだろうか
・偉そうにされたらどうしてくれよう(若手鍼灸師なので(・ω・`))

自分の体を任せる以上、不安は結構大きいんですよね。

その不安な気持ちを抱えて患者として通ってるうちに、いい鍼灸院の共通点が分かってきました。

今回は戒めも兼ねて、「開業鍼灸師による鍼灸院の選び方ガイド」として発表していきます。
(決して自分のとこの宣伝ではないですよ、一応)

選び方ガイド

行く前編

前評判がある

評判は大事です。
鍼灸院は評判が全てではありませんが、自分の体を任せる以上、何かしらいい結果が出てないと評判も立ちません。
知っている人から事前に情報を得ていると、それだけで不安が少し解消されますよね。

webサイトがある

評判や口コミがない鍼灸院の場合、webサイトから情報を得ましょう。
料金や診療時間、スタッフの顔がわかるのはwebサイトのいいところです。

そしてなにより、その鍼灸師の治療に対する考え方がわかるというメリットが大きいです。

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行ってから編

症状が治る/変化がある

当たり前ですが、腰痛の治療をしたのに、全く腰痛に変化がないというのはちょっとマズイですよね。。

鍼灸院の料金の相場やかかる時間を考えると、変化のない治療にお金と時間をかけるのは自分だったら厳しいです。

とはいえ、1回でスッキリ良くなる症状もあれば、どうしても数回かかるものもあります。

変化に気づくのは患者さんだけではありません。
前よりも膝が伸びやすくなっている/足がよく上がっている

そんな変化を見逃さないところはポイント高いです。

治療の見通しが立つ

治療の前や最中に、だいたいどのくらいかかるか見抜いて伝えてくれるところはいい鍼灸院だと思います。
(とにかく通え!はNGです)

料金が鍼1本〜円ではない

鍼灸師は鍼を売っているわけではありません。
また、鍼をうつ量で勝負しているわけでもありません。

個人的な理想としては、可能な限り少ない本数で治療効果を出せるよう努力しています。

謙虚である

どの業界にも、信じられないくらい傲慢な人はいます。
傲慢な人は一見すると実力者に見えますが、その可能性は低いです。
普通に考えて、同じ実力でその人より謙虚な人がいたらそっちへ行きますよね。

衛生的

ごく当たり前なのですが、人体に鍼を刺すところなので、衛生面はとても大事です。

開業するときに保健所さんからしっかりチェックを受けますが、それでも綺麗なところとそうでないところがあるのが事実です。

そして鍼は使い捨てか、高圧滅菌器で完全に滅菌して再使用するかの2択です。
(当院は使い捨てです)
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高圧滅菌器
出典:http://www.bsa-sakurai.co.jp/img/items/dental_tech_machine/4971.jpg 

あってはならないのですが、中には衛生観念の欠落した院もあります。

webサイトで院内の雰囲気が見えるのであれば、事前にチェックするのが一番です。

番外編

痛い鍼は下手なのか

鍼の痛みには2種類あります。

1つはチクチクする痛み。
部位にもよりますが、10本打って3本以上痛みが出るところは下手かもしれません。

2つ目はどーんと重い感じ(痛み)
これは響き(ひびき)と言って「ツボに当たっている」「悪いところに当たっている」サインでもあります。

これを痛いと感じる人もいれば、気持ち良くて寝てしまう人もいます。
いわばこれはお風呂の湯加減に近いものがあります。

1つ目のチクチクする痛みが多いのは良くありませんが、2つ目のどーんという響きが苦手な場合、ぜひ担当の鍼灸師に相談してみてください。

(そこで取り合ってもらえないのであれば、他の鍼灸院にすべきです)

締めの言葉

偉そうに書いてしまいましたが、自分も開業してまだ1年目のひよっこ。。

みなさまに貢献できるよう、日々精進して参ります。

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