逆流性食道炎

このページでわかること

・逆流性食道炎の症状と解説

・当院の施術が逆流性食道炎に効果的な理由

逆流性食道炎の症状と解説

呑酸(どんさん)

呑酸(どんさん)とは,胃酸がノドや口まで上がってきて酸っぱい味がすることです。

胃酸はpH1.1の強い酸です。

レモンがpH2.3,お酢でpH2.8なのでいかに胃酸がつよいか,お分かりいだたけるかと思います。

口の中が酸っぱくて気持ち悪いので,しょっちゅう水を飲んだり,水で口をゆすぎたくなりますよね。

この呑酸は逆流性食道炎でしかおきない症状です。

呑酸があれば逆流性食道炎,といっていいです。

呑酸とげっぷの違いは?

どちらも逆流性食道炎ではよくおきる症状ですが,この2つはかなり違います。

呑酸とは,胃酸が口の中に逆流することによるおきる酸味や苦みです。

げっぷとは胃の中にたまった空気やガスが出ることです。

 

胃もたれ

胃もたれは胃が重く感じることです。

胸やけと胃もたれを似ていますよね。胸やけは胸のあたりが熱く感じることが特徴です。

胃が重たい以外にも,胃のむかつき,気持ち悪い,消化不良などいろいろな言い方があります。

 

胃もたれと吐き気

胃もたれがひどいと吐き気がする場合があります。

逆流性食道炎では胃もたれと吐き気がセットで起こりやすいのです。

注意していただきたいのは,吐いた時に血が混じっている場合は,胃潰瘍の可能性が高いので,病院でみてもらってください。

胸やけ

胸やけとは,胸が焼けるような感じのする症状のことです。

英語でheartburnというらしいですが,そのまんまですね。

ほんとうに胸が焼けているわけではなく,胃液が食道まで逆流し,食道の粘膜をあたることで起こります。

胃酸は強い酸なので,胃酸が食道の粘膜に触れると焼けるような感じがします。

 

食道に異常のない胸焼け

ところが,胸焼けの症状のある方々の15~20%ぐらいにしか、びらんや潰瘍は認められません。

びらん・潰瘍とは?

びらんは粘膜が傷ついていること。びらんよりも傷の具合が深いものを潰瘍とよびます。

 

食道に異常がないのに胸やけのある方が8割以上なのです。

参考:胃食道逆流症の診断と治療

ではなにが原因なのでしょう?

 

胸焼けの原因

胸やけが起きる原因=胃酸が逆流する原因です。

ではなぜ胃酸が逆流するのでしょう?

その一つの回答がこの図です。

正常な胃

胸焼けが発生している状態

下部食道括約筋という筋肉がゆるんで胃酸が逆流するから胸やけが起きるんですね。

鍼治療で下部食道括約筋の力がもどった,という海外の研究もあります。

出典:https://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1660-acupuncture-reverses-acid-reflux-disease-after-drugs-fail

 

ノドの違和感

ノドの違和感も逆流性食道炎の症状です。

なぜノドに違和感を感じるのでしょう?それは胃酸がノドまで上がってるくるからです。

胃酸が鼻でみつかった,という記録もあるくらい胃酸は逆流します。

胃酸以外にも,鼻水が原因になることもあります。

詳しくはこちらをお読みください。

ノドの違和感は首がこっていることが原因のこともあります。

天井を向くと首の前側がつっぱる人は,あてはまりますね。

当院ではこういった問題の切り分けを行いながら,治療をすすめていきます。

 

吐き気

吐き気は日常生活への影響が大きい症状です。

吐き気と感じる人もいれば,ガスが上がってくる,げっぷが上がってくるなど,人によって表現が変わってくる症状ですね。

ほとんどの場合,吐いてしまうことは珍しく,「吐きそう」「気持ち悪い」など目に見えない症状に悩まされます。

 

胃もたれ・食事により発生するガス・胃酸によるノドの刺激など,吐き気の原因はたくさんありますね。

 

食事については,最初のカウンセリング時にアドバイスさせていただきます。

吐き気そのものを治療するのではなく,こういった原因になる症状を特定し,解消していくことで吐き気の解消を目指します。

 

逆流性食道炎の13%が慢性の咳で悩んでいるというデータがあります。

 

胃や食道の症状なのに咳が出る理由は,反射です。

少しだけ体の仕組みをお伝えする必要がありますね。

僕たちは口から食事をとるだけでなく,呼吸もしますよね?

食事は食道を通って胃へ,呼吸は気管を通って肺にいきます。

ノドの奥に食事と空気の分岐点があるんですね。

この分岐がたまにうまくいかなくて,食事が気管に入ってしまうことがあります。

たまに飲み物や食べ物でむせて咳が出るときがありますよね?

このむせる現象がそれにあたります。

逆流性食道炎の話に戻りますと,逆流した胃酸が気管に入り,咳が出ます。

 

風邪による咳であれば1〜2週間で治りますが,胃酸が原因の場合は長引くことが多いですね。

なぜなら胃酸の逆流という原因が治らなければ,咳も出続けるからです。

 

逆流性食道炎による咳の見分け方

  • 咳が3週間以上続いている
  • 胸焼けや口の中が酸っぱい症状がある

これらは逆流性食道炎による咳が考えられます。

病院で検査しても原因がわからない,喘息と診断されてなかなか良くならないなど,逆流性食道炎の可能性が想定されていない場合もありますね。

咳の症状は横になっていると出やすいので,不眠の原因にもなります。

 

胸の痛み

胸の痛みは逆流性食道炎で起きる症状です。

胃酸で食道が刺激されると,胸が痛く感じます。

胸の痛みの原因の40%が逆流性食道炎によるもの,と言われています。

 

様々な胸の痛み

胸の痛みは病気のシグナルである場合も多いので,まず病院の受診をお願いします。

特に痛みが強かったり,冷や汗が出るような場合はすぐに病院で検査してもらうべきですね。

検査しても異常がない場合は逆流性食道炎の可能性が強まります。

特に胸焼けや,口の中が酸っぱいなどの場合は逆流性食道炎の可能性が高いです。

 

痰(たん)

痰も逆流性食道炎に多い症状です。

痰は細菌やウィルスなどを体の外に追いだす役割があります。

風邪などの病気のときにおこりますよね。

 

実は,痰のように感じる原因は鼻水の可能性があります。

健康なひとでも,鼻水がノドのほうに流れています(後鼻漏といいます)

ノドに炎症がおきていると,鼻水の違和感がいつもより強く感じます。

普段なら大丈夫な鼻水が,痰のように感じてしまうんですね。

この場合は鍼でノドの治療をすると,違和感を感じにくくなります。

 

 

グリーンノア鍼灸院の考える逆流性食道炎

検査しても異常がなく,薬でも効果がかんばしくない場合は,胃酸や下部食道括約筋が原因でない可能性があります。

ではなんなのか?

自律神経の働きに異常が生じ,胃の動きや働きに異常が出ていると考えています。

通常とは異なる胃の動きのため,げっぷが出やすかったり,それよって胃酸が逆流しやすくなっていると考えます。

内臓の症状に対して,背中や足のツボを鍼で刺激することで回復を目指します。

はなれた場所を刺激することで内臓の調子を整えるのは「体性内臓反射」といい,鍼の得意分野なのです。

 

食事について

また食事についても見直しが必要です。

当院は実際の食事指導もセットで提供しております。

いわゆる胃に優しい食事が必ずしも効果があるとは限りません。

牛乳や,腸内環境を整える納豆やヨーグルトがかえって逆効果だったりする場合もございます。

(一概に言えませんので,時間をかけてテストする必要があります)

このように内外からアプローチすることによって,逆流性食道炎の早期解決を目指します。

 

逆流性食道炎専門の鍼灸院として

私自身も経験がありますが,逆流性食道炎の症状は多彩です。

口の中が酸っぱくて気持ち悪かったり,胸やけで寝れなかったりと生活への影響が大きいのが特徴です。

この辛さを解消するための場所がグリーンノア鍼灸院です。

逆流性食道炎に特化した鍼灸院はグリーンノア鍼灸院だけだと思います。

症状を改善するため,このようなサポート体制をご用意しています。

お困りの方はぜひご相談ください。

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