症例18 午前中に症状が強い逆流性食道炎

 

患者

70代男性

通院期間

1ヶ月

施術回数

5回

通院ペース

週に2回

半年前から胃のもたれ,胸焼け,げっぷに悩んでいる。

げっぷは小さいものがポコポコあがってくる。

今までも年に数回は同様の症状があったが,今回は長引いている。

病院の胃カメラで検査し,逆流性食道炎と診断されてから半年経つが快方する気配がない。

枕を高くしたりしているが,午前中に特に症状が強い。

ネットで検索して当院をみつけ,受診。

施術内容

1回目

胃もたれがあるので,まずお腹の硬さを確認する。

みぞおち〜おへその付近に強い緊張がある。

また肋骨の下側も硬さがあり,この2つの解消が必要だと説明し,実際に手のツボを使ってお腹を緩めた。

合わせて食事のアドバイスをお伝えして1回目の施術を終えた。

2〜3回目

施術後にお腹の硬さは減るが,次回来院時になると硬さが戻っている。

3歩進んで2歩下がる,という進行具合。

症状も楽になってきてはいるが,まだ不快感はあるとのこと。

4回目

今回はお腹がかなり柔らかい状態でスタート。

回数の積み重ねだと思われるがこの時点で決定的な原因はわからないので次回の状況をみて判断しましょうとお伝えする。

5回目

症状はかなり楽になった。

気になっていたお腹の張りもかなり柔らかい。

経験上,この状態になれば元の状態に戻るようなことは少ない。

その辺りのお話をして5回目の治療を終えた。

考察

なんとか年越し前に症状を良くしたいと相談を受け,間に合わせることができた。

こういった症状はお腹の硬さに反映される。

柔らかくなる→硬くなるの繰り返しでこちらも判断を迷う時もあったが,鍼の効果を積み重ねることでいい結果にたどり着くことができた。

※施術効果には個人差があります

患者さんの声

有難うございました。

あれほど苦しかった逆流性食道炎が先生の治療のおかげですっかり良くなりました。

他の人にも紹介してあげたいです。

先生の治療でより多くの人の苦しみを治してあげて下さい。

実際に施術を受けた患者さんからメッセージを頂きました。

ありがとうございます。