過敏性腸症候群の症例04 中学生の頃から続く下痢型

患者

20代 男性

症状

中学生の頃から下痢がちで、大学生・社会人の時期にクリニックに通院していた。

著しい改善はなく、体質なのかと諦めていたが、インターネット検索で当院のことを知り、鍼は初めてだったが来院。

 

治療内容

1回目

とお腹の張り感から、過敏性腸症候群の下痢型と考えた。

実際にお腹に触れると、特定の場所に著明な圧痛が認められた。

反応のあった足のツボに3本、鍼をしたところ、お腹の圧痛は本人もわかるほど減少していた。

2回目

症状は明らかに軽快している。

引き続きお腹の張り感とツボの反応をみて刺鍼。

効果を安定させるため、シールタイプの鍼を貼付た。

3回目

症状はかなり軽快し、笑顔も見られる。

お腹の圧痛もそれに比例して減少している。

4回目

悩んでいた症状はほぼ消失した。

確認の意味で施術を行い、完了とした。

 

 

グラフはふくぎ鍼灸院さんのものを使わさせて頂いております。

 

考察

過敏性腸症候群は体質・精神的なものとされることが多い。

当院ではお腹の張り感とツボの反応に着目し、4回の施術で明確な成果をあげることができた。