病名がついていない胃の不調について解説するページです。
症状の解説
胸やけ
胸焼けは，みぞおちや胸のあたりが熱い・ヒリヒリする感じがする症状です。
胃酸で胃の入り口や食道が刺激されることが原因と言われます。
対処法はまず胃酸を抑える薬を飲むことですが，あまり効果を感じない場合は鍼をすることで
胃と食道の間にある下部食道括約筋の緩みを戻すことで，症状の解消を狙います。
胃もたれ
胃が重たい，苦しい症状です。
食べ過ぎまたは，胃の機能が落ちて食べたものが消化できないときに起こる症状です。
食べ過ぎが原因であれば食事を控えることで解消できます。
胃の機能低下が原因の場合は，
消化剤を使って胃の消化を助けるのが第一選択肢です。
薬局で薬剤師さんに相談するのが一番早いでしょう。
それでも解消しない，あまり薬を飲みたくないといったケースであれば
鍼で自律神経の不調を整え，胃の機能を回復していきましょう。
食欲不振
食欲がない，食欲が低下している状態です。
胃もたれとセットで出現するケースが多いです。
ストレス，薬の副作用，年齢によるもの，胃の機能低下とさまざまな原因が考えられます。
薬を飲んでいる方は，まず副作用に食欲の低下がないか？をチェックしましょう。
年齢を重ねると胃酸の分泌が減るので，食欲も低下はします。
年齢によるものなのか？は見分けがつきにくいので，気になる方はご相談ください。
胃の機能低下はさまざまな要因で起こります。
もっともメジャーな原因はストレスです。
ストレスがつづくと胃腸の動きが低下し，食欲も減ります。
鍼でサポートは可能ですので，ご相談ください。
腹部膨満感
お腹が張って苦しい状態です。
胃もたれと似ていますし，重なる部分もありますが
下腹部(おへそより下)が張ることが多いなら胃もたれではありません。
原因としては便秘でお腹が張る，お腹にガスがたまって張る，などが多いです。
当院では鍼だけでなく，食事や生活スタイルなど包括的なサポートをすることで，回復を目指します。