現役マッサージ師が「60分2980円もみほぐし」へ行ってきた話。

      2017/11/11

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もうだめだ。。

連日の残業、終わらないレセ、お盆休み直前にして疲れ果てました。。

そうだ!こんな時こそ近場で鍼を受けに行こう!検索っ!

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22時の時点で全滅!
(当地域で22時最終受付はうちだけですよ、みなさん!)

鍼灸院の夜は早いです。

明日まで待てない為、とりあえず揉んでくれるところを探すことに。

すると出て来ました、60分2980円のり○く!!

ここ最近、「60分2980円」を謳い文句に拡大中のお店です。

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あくまでイメージ写真です

ポイント1 夜遅くてもやってるから行きやすい

この業務形態、法律的なことを言えばグレーゾンな部分もありますが、今回は「なんでそんなに流行ってるの??」という市場調査も兼ねて行ってみました。

※取材や撮影の許可は下りなかったので、全て手書きのイラストでお送りします。

まず電話予約

行こうとしたのは金曜の夜だったので、あらかじめ予約します。

コースがたくさんあるようでしたが、無難な45分2300円のコースを選択。

その際に指名の有無を聞かれましたが、全く初めてだったので希望なしで予約。

23:30〜という自分なら余裕で断りたい時間帯の予約を快諾してくれました。

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来店理由

 

自分のようなあんまマッサージ指圧師がこういう揉みほぐしの店行くのって、こだわりのある寿司屋の大将が回転寿司に行く感覚に近いものがあります。

僕も含めて鍼灸業界はこうした存在を好ましく思っていません。

ですが、現実に一般の方が何を求めているのか、どんなところに通っているのかを知るのは大切なことではないでしょうか。

と提言風に偉そうに書きましたが、単に疲れているからちょうどいいってのが今回の一番の動機だったりします。

いざ入店

 

と言ってるうちに時間が来たので入店。

ベットが15台置いてありますが、いるスタッフさんは3人ほどです。

各ベットの間隔は広くはないが、カーテンで区切って個室に出来るようになっています。

いきなりベットに案内されるのではなく、壁際のソファに座ってまずはメンバーズカードの作成に入ります。鍼灸院で言えばこれが問診票です。

ここで記入した項目は氏名 性別 郵便番号 電話番号の4種類。

そう、住所や生年月日(年齢)を書かないで済むのはいいですね。

お店で住所書くときは「DM来たら嫌だな」って思いますし、生年月日は「そもそも必要あるの?」というのが正直なところです。

ポイント2 最低限の個人情報を記入するだけで済むのは楽

施術前にお手洗いへ。

僕はトイレマニアと言われるほどいろんなお店のトイレをチェックしてます。

どんなに素晴らしいお店でも、トイレがイマイチだと途端に残念な気持ちになりますよね。

結論からいうと、こちらのお店のトイレはたくさんの改善の余地がありました。もったいない。

ま、余計なお世話なのでここはスルーしましょう。

施術?へ

 

いよいよベットに案内されます。

他の客の姿も余裕で見えるオープンスペースですが、特に備え付けのカーテンで区切ることなくうつ伏せになるよう促されます。

なるほど、疲れてる時はとりあえず横になりたいもの。

我々は患者さんに横になってもらう前に座った状態で問診しますが、早く横になりたい方にはこっちの方がいいかもしれません。

肝心の施術内容は....もっとカオスかと思いましたが案外普通でした。

僕らのように「治療という結果の為に揉む」わけではなく、「揉んでほしい人がいるから揉む」というのは良くも悪くも潔いというか、「どこそこが悪いとかそんな話はいいからとりあえず揉んでくれ」って層にはウケそうです。

逆に、「肩が痛い」「腰痛だ」等なんらかの症状をお持ちの方には適さないと思います。

ポイント3 ターゲット層がはっきりしている

施術?後

終わったら会計です。

お金を払ったら即解放!次の予約の催促等はなし。これは好感ですね。

レシートにスタッフさんの名前が書いてあるので、次回100円払うと指名できるようでした。

客としての感想

今回初めて60分2980円〜のところへ行ってみました。

感想としては、

とにかくわかりやすいんですよね。
(同業者の方々へ 広告の制限の話はこの後しっかり書いてます)

60分2980円の料金は、正直うまい下手を期待する料金ではありません。

外装見てもわかるとおり、今までもリラクゼーション系にあった高級感や清潔感は推してません。

それらを排除して得たわかりやすさがこのお店の最大の魅力と感じました。

鍼灸マッサージ師としての感想

 

さきほど書いたわかりやすさの部分は僕たち国家資格持ちが一番腐心する部分ですよね。

料金、内容、施術時間。

法律上の制限で、これらを僕たちは看板や広告に書くことはできません。

かといって頑張って取得した国家資格の名をかなぐり捨て、「整体師」として野に下るなんて正直ごめんです。

ではどうするか。

無資格者に比べて我々は3年間の学校が云々〜と飲み屋で愚痴ったところで何も変わりません。

現状できることは無資格者では到達不可能なレベルに技術を高めつつ、それをわかりやすく困っている方々に届けることではないでしょうか。

技術は僕のような若輩者が口出すことではないでしょうから、患者さんに届ける工夫を磨くことに突破口がありそうです。

 

正直行く前はこういった店の存在を疎ましく思う部分もありました。

ですが、実際行ってみて「顧客層が僕たちとはバッテングしないな」と強く思いました。

なぜなら「揉んでほしい」という要望と「体の不調を治したい」という要望は似てるようで根本的に違う欲求ですよね。

法律上当たり前の事ですが、向こうさんも「ここで治療はできません」とはっきり公言しているようなので、

こちらは「体の不調を治したい」人たちにしっかりリーチして、結果を出すことに注力すれば別に気にする必要はないんじゃないか、と。

最近の動向をみる限り、web上の広告も規制が強まる一途です。

めちゃくちゃなところが規制受けるのは大歓迎なので、こちらは法律の範囲内でやれることをやろうと強く思った次第です。

オチもなにもない真面目な記事になりました。

僕が作ったふなっしーのキャラ弁の画像で締めたいと思います。

それではみなさん、よいお盆休みをお過ごしください。

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