喉の症例1  数ヶ月続く喉の異物感(梅核気)

患者

30代 女性

症状と来院理由

 

 

1年前、病院で声帯結節と診断される

2ヶ月前から喉が詰まり、異物感(梅核気)と締められている感じが辛い。

半夏厚朴湯も服用していたが、今のところ効果はない。

またげっぷを伴う逆流性食道炎もある。

電話で「梅核気」を知ってる鍼灸院を探しており、何例か経験のある当院に来院。

 

治療内容

1回目

首を後ろに倒すと首の前側(喉の周辺)が突っ張る感じがする。

首のツボに反応があったので、足のツボに1本鍼をすると、首を後ろに倒した時の喉の張りが楽になった。

さらにお腹(胃の下)に軽く触れると、右側に強い張り感があったので、前腕のツボに鍼をするとお腹の張り感がかなり軽減した。

この時点で声のかすれはかなり軽快。

同時にあった異物感もかなり軽減したので、1回目の治療を終えた。

 

2回目

1週間後に来院。

前回の治療後は久しぶりに熟睡できた。

前日まで症状はかなり軽減していたとのこと。

喉周りの張り感は前回ほどではないが、喉と関わる肩のツボに反応が見つかった為、頭のツボに鍼をして肩が緩むのを確認する。

喉の違和感はまだ少しあるとのことなので、手と肘のツボに刺鍼。

10分ほど置鍼(鍼を置いて待ってもらう)してから声を出してもらうとかなり出しやすく、異物感もほとんどないとのことで治療を完了した。

 

考察

喉の痛み、違和感の原因は様々だが、今回は喉の周りの張り感が主であった。

また、初回で胃の張り感を治療してから逆流性食道炎の症状(げっぷ)が出ていないので、胃酸の逆流が喉の症状の増悪因子であった可能性も高い。

原因を分析できたことが今回の結果に繋がったと思う。

同時に治療した症状

肩の痛み