改善事例 胃もたれ

【30代女性】5年前からつづく朝の胃もたれがなくなった

患者

30代女性

通院期間

3ヶ月

施術回数

9回

通院ペース

1〜2週に1回

5~6年前からずっと胃もたれしている。

特に朝に症状が強く、その他に消化不良のようなゲップやノドの違和感、後鼻漏などに悩まされている。

また中学生の頃から便秘であり、3日以内には排便があるものの、苦しい症状である。

胃の不調にたいして投薬治療を行い、最初の方は楽であったが、徐々に効かなくなっている。

お酒が大好きで毎日飲んでいたが、現在は控えており、早く飲める生活に戻りたい。

YouTubeで当院の動画をみつけ、鍼ははじめてだったが勇気をもって来院いただいた。

 

施術内容

 

お腹の硬さを確認すると、胃〜腸までが強く張っている。

鼓腸は言われる、ガスで腸が膨らんでいる状態と推測された。

施術はこのお腹の張りを鍼で解消しつつ、原因となる食生活の改善に取り組んでいただいた。

本症例では、お腹にいいと言われているが、ご本人には合わないもの=乳製品とオリゴ糖の大量摂取が原因の可能性が高いと考えられた。

乳製品に含まれる乳糖やオリゴ糖や、消化しづらく、腸内に長く滞在しガスを発生させる。

このガスが胃まで上がってくると胃が膨らみ、胃もたれへとつながる。

またガスの作用で胃腸の動きが悪くなるので、より胃もたれが強化される。

鍼で胃腸の動きが良くなり、食生活も改善したことで、9回目の治療後、だいぶ調子がよくなったとLINEで連絡いただいた為、治療完了とした。

 

考察

年単位でつづく症状の場合は生活の中に原因が潜んでいる場合が多い。

また、症状が長期化することで食べれない→必要な栄養素が取れない→ますます不調という悪循環に陥っている場合もある。

そういったケースでは鍼治療+食生活の改善の両輪を回して改善に漕ぎ着けることが多い。

鍼治療が初めてで不安もあったと思うが、こちらを信じていただいたことで回復に辿りつくことができた。

 

患者さんの声

 

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