患者
40代女性
通院期間
1ヶ月
施術回数
4回
通院ペース
1週に1回
3年前からひき肉やハンバーグを食べたあとに、胃がムカムカするようになった。
半年前に食後で胸の痛みや重さ、咳が出始めた。
検診で逆流性食道炎を指摘され
医師からは「食事に気をつけなさい!」と怒られてしまった。
食事量を減らせば、症状が少し楽になるのが、その状態がずっと続くのはつらい。
逆流性食道炎について調べていたところ、当院をみつけ来院。
施術内容
食後に症状がでるので、胃の機能が低下していることが考えられた。
実際にお腹に触れてみると、みぞおち〜胃の付近がかたく緊張していた。
この硬さが胃の機能低下と考えた。
足のツボに鍼をして、お腹の緊張が緩和したので、初回の施術を終えた。
その後もパンを食べたときに胸がつまったり、
ノドのつまりが出ることはあったが、4回目の施術前には食事量はもとに戻り、症状も出ていなかったので、
「これで大丈夫ですよ」
と伝え、施術完了とした。
その頃には当初あったお腹の硬さもほとんどなくなっていた。
考察
胸の痛みは不快感が強く、咳も出るとなると、このコロナ禍ではかなり辛い思いをされたと思う。
胃の機能が低下すると、食べてもすぐに消化されず、逆流症状がでることが多い。
こういった場合は食事が原因なのではなく、きっかけにすぎない。
根本的な問題をクリアすることで元の食生活へ戻る手助けができて嬉しい。