今回は口の中が酸っぱいのを解決する方法をお送りします。
道具もいらなくて,うちの動画の中でもかなり簡単なやり方なので,口の中が酸っぱかったり,口臭が気になる人は最後までみてください。
口の中が酸っぱいのはなぜ?
原因は胃酸の逆流です。
この症状は逆流性食道炎以外では起きない症状で口臭の原因になることもあります。
逆流性食道炎を解決するのが一番だけど,とにかくその場でどうにかしたいですよほ?
その方法は顔のマッサージです。
こいつは何を言ってるんだ?と思われてるでしょうから,解説していきます。
口の中が酸っぱいときによくやるのが
マウスウォッシュとかうがいです。
これでごまかす人もいるんですが,一時的で,すぐ戻ってきます。
ひどい人だと,口の中が気持ち悪いからといって,コーラとか飲んでる場合があります。
昔の僕ですね。良くなるわけないので,絶対にやめましょう。
逆流は誰にでもおきる
健康な人でも日に50回は逆流してると言われています。
30分に1回も逆流してるんですね。
でも全員が口の中が酸っぱいわけではありません。
この差はなんでしょう?
この差の原因は唾液です。
実は胃酸を唾液が中和しています。
酸性の胃酸を,中性に近い唾液で中和しているんですね。
つまり,唾液の分泌不足が,口の中の酸っぱく感じる原因の可能性があります。
実際にぼくもこういう口の中の乾燥具合を調べる機械を買って確かめてみると,逆流性食道炎の何人かは唾液の分泌不足の可能性が疑われました。
というわけで今回は唾液のでるマッサージの方法をお伝えします。
唾液線のマッサージのやり方
唾液線を刺激します。
唾液線は唾液を出す袋みたいなもので,耳下腺・顎下腺・舌下腺の3箇所ですが,名前は覚えなくてOKです。
耳下腺のマッサージ
上の奥歯から下の奥歯の辺りにかけて親指以外の4本でマッサージしましょう。
回すように10回しっかりやってください。
コツは痛くない程度に,大きく動かすことです。
これ全て食べるときにむせる高齢者の方にもおすすめできるマッサージになってます。
顎下腺のマッサージ
顎下腺はエラの部分にあります。
親指を立てて,上に向かってゆっくり押しましょう。
結構痛いところなので,やさしく押します。
1箇所おしたらだんだん前にずらしていきます。
小指同士がぶつかるところまでいったらスタート地点に戻ります。これを5回ほどおこなってください。
舌下腺のマッサージ
親指を立てて,手をくっつけます。
この形にしたらそのまま口の下をおします。
場所はちょうど舌べらの下になります。
唇のすぐ下は骨があるので,そこから3cmほどノドの方に近づいた場所で上に向かって押してください。
少し奥の方にあるので,ぐーっと押して指がとまるところ,だいたい爪の分くらい指が沈むところで OKです。
10回押せば十分です。
困ったらやろう
いががでしょうか?
唾液が出てきているのを感じますでしょうか?
経験上,マウスウォッシュより効果が長もちしますので,口臭や口の中のすっぱさでお困りの方はやってみてください。