食事制限で治る人もいます。
が。
改善しない人はいつまでも食事制限するのは栄養面でリスクが高いです。
逆流性食道炎の食事制限ではタンパク質/脂質が不足しやすいです。
この2つは3大栄養素なので、食事制限は期間を決めるべき、と思います。
— 舟橋みきや@胃の専門鍼灸院 (@GREENNOAH89) September 3, 2021
逆流性食道炎に治療に携わっていると、年単位で食事制限している人によく出会うんですよね。
たしかに、コーヒーや香辛料などの刺激物を取らないことは大事ですが、体の維持に必要な栄養素を取れていない、欠乏状態になっている人がほとんどです。
肉を控える→代わりにプロテインでタンパク質、サプリでビタミンB群を補給
など、代替案がないとそれこそ他の病気のリスクが出ますよ。
修行僧になるわけでもないですし、もし食事制限を提案されたら、「なにを」「いつまで」「どのくらい」必要か聞きましょう。
それ聞いて怒るような相手は、あなたのことを真剣に考えていませんので、無視してOKです。
機能性ディスペプシアの診断方法に、ドリンクテストというものがあります。
◆やり方
体重【kg】×水【10ml】を5分間、一定のスピードで飲む◆指標
胃の症状が出るか?出る場合はどのくらい続くか?で行います。
そもそも、FDだとこの量の水を飲むのは無理な気もします。
— 舟橋みきや@胃の専門鍼灸院 (@GREENNOAH89) September 9, 2021
機能性ディスペプシアは検査しても異常がでません。
だからこその機能性ディスペプシアなんですが、一応こんなテストがあるようです。
やったことがある人、見たことないですが。
機能性ディスペプシアの場合は、消化能力が落ちているので水を飲むと辛いんです。
???
「でも、胃は水を消化しないので、どれだけ飲んでも胃には関係しないはずでは?」
・・・
「おーい!都合が悪くなったら黙秘すな!」
謎の寸劇が繰り広げられましたが、たしかに胃と水は関係ないですよね。
とはいえ、機能性ディスペプシアの人にとっては5分で350〜600mlの水を飲むのは辛いはず。
これ、なぜかというと
水を飲む→胃が張る→胃の周りの神経が内側から伸ばされて痛い(苦しい)
だと思うんですよね。
痛みの原因を証明するのは難しいですが、他に納得いくメカニズムが思いつかないので。
どなたか、こうじゃないか?という意見があったらください。
意見&彼女募集
あ、最近結婚したので、彼女は募集してないです。ただのノロケでした(汗)
誠実であろうとすればするほど、
「あと〇〇回で治ります」
とは言えなくなります。なぜなら
患者さんの生活×外部環境×治療効果
の要素が混じりあうので。
もちろん大まかな目安をお伝えして、安心いただくようにしています。
誠実さと、頼り甲斐のバランスにいつも迷いながらやってます。
— 舟橋みきや@胃の専門鍼灸院 (@GREENNOAH89) September 2, 2021
もうね、白旗。
あと何回で治りますか?って、
1週間後のあなたの体調を予測するのは、天気予報より難しいのです・・!
でもね、「わかりません、テヘ」じゃ信頼失ってしまうので、おおまかな目安を伝えてるんです。
あと何回で治るか、わかってたら教えてあげたいですよ。
治療回数X=患者さんの生活×外部環境×治療効果
の方程式は不確定要素が多いんですよっ!
と
こんなわからない理由をペラペラ喋る鍼灸師、嫌でしょう。
自分だったら嫌だ。
歯医者にいって、あと何回通う必要ありますか?
と聞いたら、仏のような優しい顔で
「舟橋さん、あと3回くらいですよ」
と慈愛に満ちた声で言われたい。
そんな聖人の星の元に生まれず、試行錯誤する凡人の星の元に生まれた自分。
今日も (お酒が飲めないのでコーラ片手に)患者さんへの伝え方をああでもない、こうでもないと考えています。
なんですと?そんな舟橋先生にみてもらいたい?
ぜひご予約を。
え?遠くてこれない?
そんな行動力が不足気味のあなたに朗報!
9月17日から3日間で不調を改善するFacebookイベントやってます。
途中参加もOK牧場ですので、奮ってご参加(死語)ください。