改善事例 機能性ディスペプシア

【60代女性】体重が12kg減少した機能性ディスペプシアから回復

概要

患者60代女性
施術回数11回
通院期間2ヶ月
通院ペース月に約5回

3ヶ月前に胃(みぞおち)の激痛が始まった。

地域の総合病院では胆石との診断で手術をするも,痛みを変わらなかった。

胃カメラや大腸カメラをしても異常もなく,機能性ディスペプシアと診断される。

六君子湯,アコファイドを服用するが変化がない。

健康なときの1割くらいしか食べれない,胃の痛み,背中の痛み,寝れない(1〜2時間で痛みで目がさめる)などの症状が強く。

胃には石が入っているような違和感がある。

仕事も家事もできず,

このままではマズイということでネットで見つけた当院に来院。

施術内容

1回目

カウンセリング中も,椅子にもたれかかっていないと辛い様子であり,声も絞りだすように話される。

お腹は中脘というおヘソとみぞおちの間の場所が石のように硬くなっている。

ところどころ過敏になっており,頭への鍼は痛みが特に強い。

手のツボに鍼をしてからお腹を触ると,石のような硬さがやや軟化した。

2箇所にシールの鍼をして終了

2回目

当日は痛みが強くなったが,翌日は緩和した。

5日間の変化として,痛みの時間がやや減ったかもしれない,とのこと。

以前通われていた心療内科も通院を再開した。

3回目

4日後に来院。

前回は当日の痛みはなかった。

薬の副作用でムカムカしている。

みぞおちの痛みは初回の「4」→「2」になっている。

4回目

3日後に来院。

この日は痛みが強く,前傾姿勢で来院された。

普段痛い場所か痛いとのこと。

痛む場所から膝の上にある梁丘というツボに鍼をする。

10分待つと痛みが和らいできた。

このことをきっかけに,少し信頼をおいていただけるようになった。

5回目-7回目

痛みは弱くなった。

気になるのは食べたときのお腹の膨満感。

胃があまり広がっていない可能性がある。

8回目

食事量は健康なときの7〜8割に戻った。

不可能だった家事もできるように。

9〜10回目

体重は3kg回復した。

仕事と散歩を再開できた。

抵抗感のあった中華料理も1品なら食べられるようになった。

初回は私の方が声が大きかったが,今ではこちらの患者さんの方が大きい声が出ているように思う。

11回目

かなり回復されたので,ここで一旦終了とした。

後日,来院されている親類の方から元気な様子を聞き,安心した。

考察

機能性ディスペプシアは年単位の症状で悩む方も多い。

食べれない,寝れないなどの症状は痛みが治れば自然と回復していった。

このように中心となる症状の見極めが大切だと最近はとくに感じる。

ご本人の回復力が高かったこと,心療内科さんと並行したこと,施術ペースを週に1〜2回安定して確保できたことも大きかった。

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