機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアの症状と原因

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機能性ディスペプシアとは?

特に原因見当たらないのに胃の不調に悩まれる病気です。

日本人の10人に1人が抱えていると言われています。

ここで言う胃の不調とは

「みぞおちが痛い」「胃がもたれる」「気持ち悪い」「吐きそう」といった症状が主です。

かつては慢性胃炎とか神経性胃炎と言われていましたが,実際に胃に炎症が起きていない場合は機能性ディスペプシアという名前がつけられるようになりました。

機能性ディスペプシアの症状は ?

さきほども書いたとおり,

「みぞおちが痛い」「胃がもたれる」「気持ち悪い」「吐きそう」といった胃の周りの不調が主な症状です。

こうなると動くと気持ち悪いので寝てるとか,働きたくても働けないとか,運動好きだったけど走ると気持ち悪いとか,食べると症状が出るので食事量が激減して体重も減ってしまった。

とか,社会的にも影響が大きいです。

Twitterなどを見るとわかりますが,薬や漢方薬を飲んでもなかなか治らない方が多いんですね。

3年とか,年単位の症状になっている場合が多いんです。

気持ち悪い/吐きそうなどの症状が何年も続けば精神的にも参ってきます。

自分は精神科の専門ではないので,この分野での言及は避けますが,胃腸科と精神科の両方を受診している方が多いですね。

胃腸症状と社会的な影響,精神症状という三重苦が機能性ディスペプシアの特徴的な症状といえます。

 

機能性ディスペプシアの原因は?

驚くべきことに原因ははっきりわかっていません。

西洋医学的には胃腸の運動障害や知覚異常とかストレスと言われていますが,はっきりとわかっていません。

東洋医学では様々な見方がありますが,すごくざっくり言うと胃に原因があるわけではないよ,というのが東洋医学的な考え方です。

専門的な内容になりますが,こちらでは機能性ディスペプシアの方では背中の特定の部位が痛く感じやすい・そこに鍼をうつの胃の血流量が上がる

という研究がされています。

出典:上原記念生命科学財団研究報告集

当院でも背中や手足のツボに鍼をうつことで一定の成果をあげています。

またご自分でやる方法も紹介していますので,参考にしてください。

 

機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の違いは?

よく聞かれる質問なので,図にしておきますね。

逆流性食道炎は胃〜上の症状が多く,機能性ディスペプシアは胃の周りに症状が出やすいです。

あくまで個人的な意見ですが,この2つを厳密に区別するのは難しいと思います。

機能性ディスペプシアと診断された方でも,時々ノドの違和感を感じることもあるし,逆流性食道炎と診断されても胃もたれがある人もいます。

病名にはあまりこだわらない方がいいのではないでしょうか。

 

機能性ディスペプシアの今後の展望

機能性ディスペプシアは原因がわからないから,悩んでいる人が多い病気です。

原因がわからないものに対処するのは難しいのですが,研究やデータの積み重ねでみえてくるものがあると思います。

うちでいうと例えば胃もたれがいつ起きるのか?で症状の原因を分類しています。

例えば,朝胃もたれしている方は明らかに消化能力の問題なので,胃の動きをよくするべきです。消化はリラックスしていないと起きないので,そもそも夜寝れているのか聞いてみる必要があります。

食後すぐに胃もたれする場合は胃の知覚異常の可能性を考えます。

この場合は胃のツボを押している間は症状を感じなくなるので,そこをヒントに施術していきます。

よく暴飲暴食をさけましょう!というアドバイスもあるんですが,自分の経験上,機能性ディスペプシアの方は食生活めちゃくちゃ気をつけてる方が多いです。

もう気を付けるところがないのに,症状がなくならず困っている人が多いのではないでしょうか。

逆に,暴飲暴食でタバコもバンバン吸ってる方は,この動画を見終わったら禁煙して節制してください。

それだけでかなりよくなると思います。

機能性ディスペプシアの治療が今後どうなっていくのか?

病名を知らない人も多く,わからないことも多いですが,

こちらのYouTubeやブログでも発信していきますので,よろしくお願いします。

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