呑酸

呑酸とは?

呑酸(どんさん)とは,胃酸が喉や口まで上がってきて酸っぱい味がすることです。

胃酸はph1.1の強酸です。

その胃酸が混じる胃液はph1.5前後と言われており,数字が0に近いほど酸性になります。

レモンがph2.3,お酢でph2.8なのでいかに胃酸が酸性かおわかり頂けるかと思います。

口の中が酸っぱくて気持ち悪いので,頻繁に水を飲んだり,水で口をゆすぎたくなります。

 

呑酸とげっぷの違いは?

どちらも逆流性食道炎ではよく起きる症状ですが,この2つはかなり違います。

呑酸とは,胃酸が口の中に逆流することによる起きる酸味や苦みです。

げっぷは胃の中に溜まった空気やガスが出ることです。

呑酸の症状は?

症状は口の中が酸っぱかったり苦かったりすることです。

胃酸が口の中に流入するので口の中が気持ち悪く,口臭に悩まされる人もいます。

 

呑酸で咳が出る?

原因がわからない咳がびく場合,逆流性食道炎が原因の場合があります。

胃酸が口の中まで逆流して起こるのが呑酸ですが咽頭や気管などの呼吸器に流入すると咳が出やすくなります。

胃は胃酸に対するバリア機能がありますが咽頭などの呼吸器にはその機能はありません。

そういった場合は咳や声枯れが起きたり,寝ているときや朝に症状が強くなることが特徴的です。

呑酸の原因は逆流性食道炎

呑酸の原因は胃酸の逆流です。

つまり逆流性食道炎ですね。

そりゃそうだって話ですが,原因を解決しないとなかなか改善しません。

また呑酸があるということは胃酸が口まで逆流していることになりますので,胸焼け,喉の痛みなどの他の症状も存在する可能性が高いです。

呑酸があるときの食事は?

食事は

  • 揚げ物などの脂っこいものを避けること
  • オレンジジュースなどの酸性のものを避けること
  • 遅い時間の食事を避けること
  • よく噛むこと

を徹底してください。

自分の印象ですが,これだけで症状が楽になる方もみえます。

 

呑酸の対処法や治し方は?

呑酸の対処法をお伝えします。

すぐにできるものは口の中をゆすいだり,うがい,歯磨きすることで一時的に症状を緩和することができます。

とはいえこれは短期的なものです。

呑酸の治すには原因となる逆流性食道炎の治療が必要になります。

現代ではまず病院での投薬治療が第一選択肢になります。

プロトンポンプ阻害薬やH2ブロッカーなどの服用で症状の治療を目指します。

 

鍼なら呑酸の改善がみこめるかもしれません。

呑酸のはり治療は,胃酸の逆流を止めることを目的とします。

したがって,みるのは口の中ではなくお腹や背中の張りです。

はり治療でお腹や背中の張りを緩めることで症状の改善を目指します。

赤い部分が呑酸のある方がよく張っている場所です。

みぞおちや背中の張り感が多いのが特徴ですが,お腹に直接うつことはありません。

呑酸に悩まされる方は胃酸の逆流性食道炎が原因である可能性が高いです。

全ての人が鍼で治るわけではありませんが,呑酸でお困りの方は一度ご相談ください。

 

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