患者
50代男性
通院期間
1ヶ月
施術回数
3回
通院ペース
週に1回
15年前から呑酸 (口の中が酸っぱい)、お腹が張る、食欲不振といった症状に悩まされてきた。
典型的な逆流性食道炎であったが、仕事が忙しいこともあり、とくに治療はしてこなかった。
最近になり、咳がひどくなり、時勢がらなんとかしたいとのことで、ネットで逆流性食道炎に強いと評判の当院に来院された。
施術内容
お腹の硬さを確認すると、逆流性食道炎に特徴的な、みぞおちにはっきりとした圧痛があり、ここの張りが原因であると考えた。
膝のツボを鍼をすると、みぞおちの硬さが取れた。
他にも張りがある場所を治療し、1回目の治療を終える。
2回目の来院時に、咳をはじめとする症状がかなり軽快していると話される。
前回のみぞおちの硬さも、柔らかさがでてきている。
3回目の治療時には、症状もすっかりなくなっていることが確認できたので、これにて終了とした。
考察
10年単位でつづく症状でも、劇的な回復をされたケース。
このような例が増えるよう、技術の研鑽にひきつづき努めたいと思う。