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不安を和らげるのにマインドフルネスは有効と言われています
うちに見える方でも不安が強い方にはオススメしていますが,効果を感じる人と感じない人がいました。
今日ご紹介する方法を使うとより効果を感じやすくなります。
マインドフルネスでもっとリラックスしたい,いままであまり効果を感じていない方は必ず見てください。
それではいってみましょう。
マインドフルネスと不安
マインドフルネスとは今,この瞬間行っている呼吸に集中する瞑想方法です。
脳は日々いろんなことを考えています。
呼吸という1つのことだけに集中すると,脳が休まるので集中力が増したり,疲れが取れたりとメリットがたくさんあるんです。
色々な方がありますが,うちでは上むきで寝た状態で行うことをオススメしています。
胃とノドの専門なので,患者さんは胃が悪い方が多くて,不安が強い方が多いんです。
そういう方にマインドフルネスをオススメすると,すごくよく効いたって方とイマイチ・・・という方がいました。
この差はなんだろうと見ていると,わかったのは寝ている時の姿勢です。
マインドフルネスの効果が出にくい人は腰が反り腰で,巻き肩だということがわかりました。
反り腰とは?
反り腰とはこんな風に腰が反った状態をさします。
巻き肩とは?
肩が内側に入った状態です。
反り腰で巻き型だと効果が出ない理由・・説明しましょう!
実際上むきになると分かるんですが,反り腰だと腰の下が浮くんですね。
そして巻き肩だとここの部分が浮いてます。
今日はここの改善方法をお伝えしていくんですが,方法をお伝えする前に,上向きで一度深呼吸してみてください。
この後やる方法でどのくらい変化があるのか,しっかり感じてくださいね。
1.反り腰の改善からいきましょう。
まず最初に上向きで寝たときに腰の下に手が入るか確認してください。
反り腰の人ほど,手が入りますからね。
手が入るか確かめたら,5秒で終わる改善方法をご案内します。
膝を立てる→腰を浮かす
これだけです。
足を伸ばしてもう一度確認しましょう。
さっきよりも手が入りにくいのが分かりますか?
そうしたら一度深呼吸しましょう。
さっきりより吸いやすくなってれば OKです。
なぜか?というと体の力が抜けてリラックスしてるからなんですよ。
無意識ですが,反り腰の人は腰が浮いてる分,力が入ってるんですね。
拳を握ったままリラックスできないのと同じで,どこかに力が入った状態ではリラックスして深い呼吸をするのは難しいです。
逆に言えば,この5秒反り腰体操でリラックスできると深呼吸もしやすくなります。
2.巻き肩について
続いては巻き肩にいきましょう。
巻き肩ってこんな風に肩が内側に入ってる状態のことです。
専門用語では肩の内旋と言います。
分かりやすいように,ここでは巻き肩でいきますね。
巻き型の人って上向きで寝るとこうな風に肩が浮いてるんですよね。
反り腰の時と同じでこれではリラックスできません。
やる前に一度肩のつき具合を確認しましょう。
これは触ったりできないので感覚で大丈夫です。
では解消方法です。
肩を後ろに回す,これだけです。
肩甲骨を意識して大きく,回します。
腕は両腕で体重の8分の1をしめるので,結構重いです。
その腕がぶらさがっているので,ちょっと猫背なだけでどんどん巻き型になってしまうんですね。
なので定期的にリセットしましょう!
これをやって寝てみてください。
画像ではどうでしょうか?ちょっとわかりにくいかもしれませんが,さっきよりついてる感覚がありませんか?
反り腰と巻き肩の2種類がしっかり出来た人は,上向きの姿勢でもう一度深呼吸してみてください。
最初と比べて深呼吸しやすくなってると思います。
深く呼吸ができるとマインドフルネスの効果も上がることは,冒頭でお伝えしました。
今までマインドフルネスにあまり効果を感じてなかった人にオススメです。
まとめると,反り腰の改善で上向きで膝を立てて腰を浮かす
巻き型の改善で肩を後ろに回す。
でした。
この方法を今日から早速やってみてください。